speech

フラットぷらっと2013は,過去5回の大会で培われた熱い想いを受け継ぎ,本年は場所を浅草に移し開催致します.
フラットぷらっとのスタンスは,これまで同様,
『誰が偉いわけでもなく,みんなが同じ立場(フラット)で,気軽に集まって(ぷらっと),セラピーについて熱く語り合いたい♪』
との想いを込めて開催されます.

今回のメインテーマは「不易流行」サブタイトルに「絶対負けねぇ」と致しました.
「不易」とは永遠に変わらない,伝統や芸術の精神.「流行」は新しみを求めて時代とともに変化するもの.
相反するようにみえる流行と不易も,ともに風雅に根ざす根源は実は同じであるとする考えであり,
要約すると「変えてはならないことと,変えてもいいことがある」ということです.
過去5回の大会において今後変わらないであろう,また「変えてはならない」目の前のクライアントを診る上での「セラピーの本質」を
皆で提示・議論することでセラピストとしての最低限のベースは出来上がったと感じております.

今回はセラピストとしてのベースが出来た,今こそ個々で当然違うであろう,己の理論・技術をぶつけあい,
真摯に結果というものに対して追い求めていく必要があると感じ,サブタイトルを「負けねえ」とさせて頂きました.
今後,診療報酬の改訂,TPP参入などセラピストを取り巻く環境は厳しくなることが予想されますが,
そのためにも今こそ我々が「何ができるか」を提示して行く必要があるのではないでしょうか.
医療が縮小されかけている今こそ職域の確保という椅子取り合戦のようなちっぽけな了見ではなく,
我々一人ひとりが何ができるかをはっきりと提示し,他職種に生かしてもらう,認めてもらうという考え方が,
結果として我々の価値を高めていくと確信しております.
その為にも各々の「負けねえ」何かを提示していただき,
「俺ならこうする」という日々の「俺の考え・臨床」を参加者すべて同じ立場(フラット)で激論し,結果を追い求めていく必要があると想います.

舞台は浅草.いま日本で一番活気があり,熱い場所であると感じております.
その浅草で,参加者皆様の「負けねえ」何かを自由にディスカッションできる場として,
そして,その想いが一つの輪として繋がり,次のセラピーの発展に繋がっていくことを期待しております.
たくさんの方々のご参加をスタッフ一同お待ちしております!!

フラットぷらっと2013  大会長 宮本 亮

inserted by FC2 system